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第1232回例会 「国境の町、黒河からの逃避行」宮岸 清衛 氏

「ボクは終戦当時10歳で、黒河という満州の街にいました。終戦の混乱の中、奇跡的に中国残留孤児にならなかったボクは助かり、親と合流できました。私に奇跡は当時3回ありました。

奇跡が起きなかった子供たちは死亡したか、孤児になりました。そして中国人に助けられ中国人と信じて生きている人達がいることを忘れてはならないのです」と、仰る宮岸さんの幼少頃から現在までをお話しいただきました。