
2019年最初の例会は、卯辰山松魚亭でした。
まず最初に、
生田流生派 大師範 浜本雅唱さんによる
宮城道雄作曲の「春の海」からはじまりました。

お正月によく耳にする「春の海」ですが、
お琴の生演奏で聴くのは初めてです。
美しいお琴の音色に、耳を傾け、
新春の喜びを感じながら、
会員一同、聞き入っておりました。

最初の挨拶は、松本代表理事です。
今年行われる予定の、
金沢同志懇話会の120周年記念行事への
意気込みと抱負を語られました。

乾杯の挨拶とご発声は、
名誉会員の山岸氏です。
入会は昭和57年の大ベテランです。

新入会員の亀崎大輔さんです。
都開発㈱の代表取締役社長です。
お父様の代を受け継いでの入会です。

同じく新入社員の木下孝治氏の代理で
お越しいただいた、
㈱エムアンドケイ取締役の木下真知子さんです。

板長さん!美味しいお料理ありがとうございました。まだまだ、お料理が出てきたのですが、
うっかり取り忘れてしまいました。

宴会は、終始和やかで楽しい新年会でした。
今回は、ご家族もご一緒させていただきました。

〆は、松本代表理事の詩吟です。
- 祝賀の詞<河野天籟>
- 四海波平らかにして 瑞煙漲り
- 五風十雨 桑田を潤す
- 福は東海の如く 杳かに限り無く
- 壽は南山に似て 長えに騫けず
- 鶴は宿る老松 千載の色
- 龜は濳む江漢 萬尋の淵
- 芙蓉の雪 大瀛の水
- 神州に磅礴して 九天に輝く
- 「読み仮名」
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- しゅくがのし<こうのてんらい>
- しかいなみたいらかにして ずいえんみなぎり
- ごふうじゅうう そうでんをうるおす
- ふくはとうかいのごとく はるかにかぎりなく
- じゅはなんざんににて とこしえにかけず
- つるはやどるろうしょう せんざいのいろ
- かめはひそむこうかん ばんじんのふち
- ふようのゆき たいえいのみず
- しんしゅうにほうはくして きゅうてんにかがやく
- 「意味」
-
世の中は平和に静かに治まって、おめでたいもやが満ちわたっていて、五風十雨の順調な気候は田畑を潤している。
幸福は東海のように広くどこまでも果てしなく、寿命は南山に似ていつまでも騫けることがない。
鶴は老松に宿り千年の色を示し、亀は長江や漢江の万尋の深い淵に住むとか言われるが、ともに長寿でめでたい生き物である。
富士山の雪に大海原の水、この気高き姿や広い気分が日本中に充満して天までも輝きわたるのである。